平成4年第3回定例会(平成4年9・10
月)◯大阪市会(定例会)会議録(平成4年10月17日)
◯議事日程 平成4年10月17日午前0時開議第1 報告第26号 平成3年度大阪市
市民病院事業会計決算報告について第2 報告第27号 平成3年度大阪市
中央卸売市場事業会計決算報告について第3 報告第28号 平成3年度大阪市
港営事業会計決算報告について第4 報告第29号 平成3年度大阪市
下水道事業会計決算報告について第5 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について第6
固定資産評価員の選任について第7
議員提出議案第39号 大阪市
在宅老人介護手当支給条例案第8
議員提出議案第40号 大阪市
高齢者民間賃貸住宅家賃補助条例案第9
議員提出議案第41号 大阪市
敬老優待乗車証交付条例案第10
議員提出議案第42号 「国連・障害者の十年」最終年にあたっての
意見書案第11
議員提出議案第43号
公団賃貸住宅の建替に伴う
従前居住者への
特別措置拡充を求める
意見書案第12
議員提出議案第44号
金丸信・
竹下登衆議院議員ほか
関係議員の真相解明に関する
決議案---------------------------------------◯出席議員82人(欠は欠席者) 1番
瀬戸一正君 2番
谷下浩一郎君 3番 小笹正博君 4番
河本正弘君 5番
高野伸生君 6番
藤川基之君 7番
木下吉信君 8番 欠員 9番 松岡 徹君 10番 松崎 孔君 11番 福田賢治君 12番 土居一雄君 13番 広岡一光君 14番
中村好男君 15番 新田 孝君 16番 井上淑子君 17番 船場太郎君 18番 新堂庄二君 19番
舟戸良裕君 20番 美延郷子君 21番
菅井敏男君 22番 小西 実君 23番 仲山忠男君 24番 長谷正子君 25番 杉谷恒治君 26番 小玉 滋君 27番 矢達 幸君 28番 石川莞爾君 29番 下田敏人君 30番
小笠原正一君 31番 松原恵子君 32番
一色孝之君 33番 山下典嘉君 34番
大島豊太郎君 35番 小西礼子君 36番 石井義憲君 37番 田中義一君 38番
公原賢司君 39番 天野 一君 40番
大丸昭典君 41番 柳本 豊君 42番 玉木信夫君 43番 和田充弘君 44番 川口 優君 45番 辻 洋二君 46番 奥野正美君 47番
勝田弘子君 48番
村尾しげ子君 49番 欠員 50番 鈴木清蔵君 51番 安楽雅男君 52番 壷井美次君 53番
岸本太造君 54番 山下博義君 55番 野村 清君 56番 高橋幸一君 57番
徳田育久子君 58番 改発康秀君 59番 太田勝義君 60番 北山 篤君 61番
床田健三君 62番 北野禎三君 欠63番
大西仙太郎君 欠64番 黒田輝夫君 65番 山口泰弘君 66番 浜口晴敏君 67番 岡崎 誠君 68番 上野節夫君 69番 松村将司君 70番
物部秀恒君 71番 岡 潔君 72番 梶本利一君 73番 辰巳正夫君 74番 姫野 浄君 75番 関根信次君 76番
井出和夫君 77番
青木仲三郎君 78番 中西建策君 79番 山川洋三君 80番 柳井伝八君 81番 坂井三郎君 82番 辻 昭二郎君 欠83番 山下喜一君 欠84番 藤岡信雄君 85番 勝田重春君 86番 加藤 進君 欠87番 森野光晴君 88番
足高克巳君 89番 永井 博君 欠90番
中田捨次郎君
---------------------------------------◯職務のために出席した
事務局職員 市会事務局長 藤田 衛 次長 笹倉和忠
議事課長 秋山正己
議事課長代理 仲村雅信 議事係長
池田征夫---------------------------------------◯議場に出席した執行機関及び説明員 市長
西尾正也 助役 磯村隆文 助役 阪口英一 助役 佐々木 伸 収入役 木地鐡平 市長室長兼理事 朝田悦次 総務局長 森 三郎
市民局長 松尾 彰
財政局長 今川 明 計画局長 仙石泰輔 民生局長 香山 博 経済局長 木村 收
中央卸売市場長 大西凱人
環境保健局長 關 淳一
環境事業局長 森田雅美
都市整備局理事 岡本宏行
建設局長 玉井義弘
下水道局長 加藤隆夫
港湾局長 柳原隆雄 副収入役兼
収入役室長 橋本 博
市立大学事務局長 杉山龍平 消防局長 新堂 衛
交通局長 今田 隆 水道局長 藤原啓助 教育長 福岡康司
選挙管理委員会 事務局長 板垣義鳳
監査事務局長 竹内範夫
人事委員会事務局長 佐藤欣三---------------------------------------
△開議 平成4年10月17日午前0時5分開議
○議長(北山篤君) これより
市会定例会会議を開きます。 本日の
会議録署名者を
公原賢司君、
物部秀恒君の御両君にお願いいたします。
○議長(北山篤君) これより議事に入ります。
○議長(北山篤君) 日程第1、報告第26号、平成3年度大阪市
市民病院事業会計決算報告についてないし日程第4、報告第29号、平成3年度大阪市
下水道事業会計決算報告について、一括して議題といたします。
--(報告第26号ないし報告第29号は
会議録別冊に
登載)--
○議長(北山篤君) 理事者の説明を求めます。
西尾市長。 (
市長西尾正也君登壇)
◎市長(
西尾正也君) ただいま御上程に相なりました平成3年度
市民病院、
中央卸売市場、
港営及び下水道各
事業会計決算の御審議をお願いするに当たりまして、その大要を御説明申し上げます。 まず、
市民病院事業会計でありますが、
市民病院の
利用患者数は
入院患者が56万4,000人、
外来患者が115万2,000人となり、前年度と比べますと
入院患者は2万1,000人の減、
外来患者は9,000人の増となっております。
損益収支につきましては、収益は、診療内容の向上による
医療収益の増加などにより、
一般会計からの補助金を含めて283億4,400万円となりました。なお、本年3月から、
室料差額等におきまして、
消費税相当額の料金改定を実施いたしました。一方、費用は、人件費及び
医薬材料費等諸経費の増加により、310億3,100万円となり、差引26億8,700万円の欠損となりました。 この結果、当年度末における未
処理欠損金は232億1,000万円となっております。 このような多額の未
処理欠損金を抱えた厳しい事態に対処するとともに、市民に信頼される
医療体制の実現に向けて、今後一層事業の
効率的運営に努めてまいる所存であります。 主な
建設改良事業といたしましては、高度化、多様化する市民の
医療ニーズに対応するため、
市民病院の
体系的整備の中心となる総合医療センターの建設を推進いたしましたほか、十三
市民病院に
磁気共鳴断層撮影装置を導入いたしますとともに、
各種医療備品の整備、施設の改良を実施するなど、
建設改良費には総じて128億9,400万円を支出いたしました。 次に、
中央卸売市場事業会計でありますが、
中央卸売市場の取扱高は、1日平均23億2,600万円でありまして、前年度と比べますと若干の増加となっております。
損益収支につきましては、収益は、取扱高の増加などにより61億7,100万円となったのに対し、費用は、本場整備に伴う
企業債利息等の増加により、58億9,200万円となり、差引2億7,900万円の剰余となりました。 この結果、当年度末の未
処分利益剰余金は12億6,600万円となっております。 今後とも、事業の効率的な運営に努め、経営収支の健全化に努力いたしますとともに、
生鮮食料品の安定した供給と適正な価格の形成に努めてまいりたいと存じます。 主な
建設改良事業について申し上げますと、西日本の
中核的市場である本場を流通環境の変化に対応するため、抜本的に整備することとし、前年度に引き続きまして、
業務管理棟建設工事を進めますとともに、
市場棟建設準備工事に着手いたしましたほか、
既存施設の改良など
建設改良費には総じて85億6,400万円を支出いたしました。なお、
業務管理棟につきましては、本年11月より供用開始することといたしております。 次に
港営事業会計でありますが、
港湾施設提供事業といたしまして、荷役機械13基、上屋82棟、引船10隻などをもって
ポートサービスに努めました。
損益収支につきましては、収益は、
荷さばき地等施設の利用増及び
施設使用料の改定などにより、62億5,900万円となったのに対し、費用は、補修費、
支払利息等の増により、57億3,500万円となり、差引5億2,400万円の剰余となりました。 この結果、当年度末における未
処分利益剰余金は、5億2,400万円となっております。 この処分といたしましては、全額を
減債積立金に積み立ていたしたいと存じます。 今後とも、事業の効率的な運営に努めますとともに、
ポートサービスの充実に努力してまいる所存であります。 主な
建設改良事業について申し上げますと、
港湾施設提供事業におきましては、
重量物クレーンにつきまして1基を完成させますとともに、新たに、1基の建設に着手いたしましたほか、ふ頭用地の整備を図るなど、22億6,300万円を支出いたしました。 大阪港
埋立事業につきましては、咲洲及び舞洲の
地盤改良工事を初め、上下水道や道路の整備などに、273億8,500万円を支出いたしました。 最後に、
下水道事業会計でありますが、3年度末における管渠延長は4,481キロメートル、
下水処理面積は陸地面積の98.8%となっております。また、
水洗化事業につきましても、その普及に努め、中央区など八つの区に続き、住之江区においても、100%水洗化を達成したことにより、未水洗戸数は1,110戸となりました。
損益収支につきましては、収益は、
一般会計からの補助金の増加などにより782億5,900万円となりました。なお、本年3月から
下水道使用料につきまして、
消費税相当額の改定を実施いたしました。一方、費用は、施設の拡充整備に伴う
維持管理費、
減価償却費などの増加により、791億4,200万円となり、差引8億8,300万円の欠損となりました。 この結果、当年度末における未
処分利益剰余金は、159億8,500万円となっております。 次に、主な
建設改良事業といたしましては、浸水対策や
老朽施設のリフレッシュなどを推進するため、「なにわ大放水路」を初め、
土佐堀~津守幹線など幹線と枝線をあわせ54キロメートルの管渠を敷設いたしますとともに、
ポンプ施設や
下水処理施設の増強工事及び
老朽施設の改築・更新を実施し、
建設改良費は総じて467億9,700万円となりました。 また
下水道事業の振興を図るため、
下水道事業振興基金を設置いたしました。 今後とも事業の効率的な運営に努めますとともに、浸水の解消など
下水道施設の整備に努力してまいりたいと存じます。 以上、平成3年度
市民病院、
中央卸売市場、
港営及び下水道の各
事業会計につきまして、その決算の大要を申し述べたのでありますが、詳細につきましては、後日の
決算特別委員会に譲りたいと存じますので、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(北山篤君) お諮りいたします。ただいま議題となっております4案件については、これを審査するため、24人の委員をもって構成する
決算特別委員会を設置し、これに付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北山篤君) 御異議なしと認めます。 よって
議長発議のとおり決しました。
○議長(北山篤君) ただいま設置されました
決算特別委員会委員の選任については、
委員会条例第4条第2項の規定により、議長において指名いたします。 なお、委員の氏名は、
事務局長より報告いたさせます。
◎
市会事務局長(藤田衛君)
決算特別委員会委員 舟戸良裕君
足高克巳君
床田健三君
藤川基之君
公原賢司君
木下吉信君
大丸昭典君
高野伸生君 天野 一君
物部秀恒君
大島豊太郎君
河本正弘君
菅井敏男君 柳井伝八君
瀬戸一正君 姫野 浄君
井出和夫君
谷下浩一郎君
岸本太造君 川口 優君
中村好男君 松岡 徹君
勝田弘子君 松崎 孔君 以上。
○議長(北山篤君) お諮りいたします。この際、
決算特別委員会開会のため、暫時休憩いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北山篤君) 御異議なしと認めます。 よって暫時休憩いたします。 午前0時14分休憩 午前0時30分再開
○議長(北山篤君) これより休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(北山篤君) 日程第5、諮問第2号、
人権擁護委員候補者の推薦について、議題といたします。
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△(
イメージ)諮問第2号
△(
イメージ)諮問第2
号 ---------------------------------------
◆32番(
一色孝之君) 動議を提出いたします。 ただいま議題となりました諮問第2号については、
委員会付託を省略、異義のない旨答申せられんことを望みます。
○議長(北山篤君) 32番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北山篤君) 御異議なしと認めます。 よって諮問第2号は、
委員会付託を省略、異議のない旨答申することに決しました。